マンマ解説でお馴染みのRaiSportチャンネルの実況解説から
羽生結弦選手のエキシビションの演技です
Elena Cさんの動画です
いつもありがとうございます!Grazie!
実況:アリアンナ・セコンディーニ
解説:ファブリツィオ・ペドラッツィーニ
(演技前)
ア:さあ、皆さん準備はいいですか?
昨日、フィギュアスケートの歴史を塗り替えたスケーター
これは記録の男、羽生結弦への拍手です
(演技後)
羽生結弦、まさに魔法でした。
彼はフィギュアスケートの真髄です
何故なら技巧、技術、芸術が一つに融合し、真の魔法を生み出すからです。
昨日、結弦は私達を感動させました。
技術だけでなく、これほどまでに自分の世界に入り込み、このスポーツに対して彼がどれほどの情熱を抱いているかを私達に伝えることによって
驚異的でした
ファ:昨日、僕は苦肉の策で彼を形容する言葉を特別に考案しなくちゃならないと言ったけれど・・・もうどんな言葉で表現したらいいのか分からない。
ア:私達の解説を聞いてくれて、愛してくれている日本のファン達は、『マンマ・ミーア!!!ファンタスティコ!!』という言葉をとても気に入ってくれていますから、羽生結弦専門用語はやはり「マンマ・ミーア」のままでしょう。
ファ:いや~でもこの『マンマ・ミーア』ではもはや収まり切らなくなっている
ア:そうね、巨大なマンマ・ミーアが必要ね!(笑)
ファ:本当に僕はもう言葉がないよ・・・
ア:彼の得点を思い出しましょうか
フリースケーティングは216.07点、トータルスコアは322.40点
パトリック・チャンが2013年のパリのエリック・ボンパール杯で出したフリーとトータルスコアの歴代最高得点を粉々に打ち砕きました。
そしてショートプログラムではソチで自身が出した記録を塗り替えました。
何と言うスケーター!
そして何と言うチャンピオンでしょう!
(アンコールでSEIMEIのコレオシークエンス)
ア:雄大だわ!
フリープログラム最後のコレオシークエンスでした。
昨日、私達は、本当に言葉がないと言っていましたが、ブライアン・オーサーも全く同じ言葉で彼を迎えました。
彼を見つめて『No words…』、言葉がないと言いました。
ファ:彼のコーチも言葉がなかった。
ア:そして得点に唖然としていましたね
ファ:実況で僕達は感動したと言ったけれど、僕は本当に心底、感動していたんだ。
昨日の試合中、僕は想像してみたんだ。20歳を僅かに越えただけのこの青年が血の滲むような努力をして、このような結果を手に入れた。
彼の歓喜、そして彼のコーチの歓喜を想像してみてよ
この途方もないプログラムをやり遂げてリンクから出る彼の喜びを
僕は全身鳥肌が立っていた。
ア:本当にスペクタクルでした。
この素晴らしいNHK杯のまさにケーキの上のサクランボ(目玉)でした
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☆もうすぐ世界選手権ですね!
イタリアではRai Sportでエキシビション以外の全ての試合を生中継で放送してくれます!(エキシだけ録画放送)
ありがとうRAI!
男子ショートの放送はイタリア時間の31日深夜2時30分からです。
羽生君の出番は4時以降かな?
また深刻な寝不足に陥りそうですが、働いている人間にとっては日中じゃなくて逆にありがたいかも
番組表通りに無事放送されること祈るばかりです。
(イタリアの番組表は天気予報と同じぐらい当てにならない)