~この競技のモニュメント、羽生結弦~
イタリアのスポーツメディア、OA Sportの世界選手権男子シングルの展望です。
フィギュアスケート世界選手権2019:男子シングルの優勝候補
羽生結弦が3つ目の金メダルを獲りに行く
宇野とネイサン・チェンは表彰台を目指す
ファブリツィオ・テスタ(2019年3月17日)
言うまでもないだろう。
3月18日から埼玉スーパーアリーナ(日本)で開催されるフィギュアスケート世界選手権で最も待ち望まれている試合は、疑いの余地なくこの競技のモニュメント、羽生結弦が絶対的主役として登場する男子シングルだ。
(英雄のように優勝した)ロステレコム杯のフリープログラムの曲かけ練習中に負った足首の大きな苦痛を伴う怪我から復帰した規格外の日本の選手は、ホームの観客の前で2014年(まさにここ埼玉)と2017年のヘルシンキに続く3個目の金メダルを獲得する気満々だ。
全てのデータがこの瞬間におけるエイリアンの明らかな優勢を示している。出場した試合が僅かにも拘わらず、ショートプログラム(110.53)とトータルスコア(297.12)の世界最高得点を保持している。
フリープログラムの世界最高得点は彼のチームメイト、宇野昌磨が2019年四大陸選手権で獲得した197.36である。
オリンピック銀メダリストは、現世界チャンピオンでバンクーバーGPFの優勝者であるネイサン・チェンと同様、間違いなく表彰台有力候補の一人である。
才能溢れる中国のジン・ボーヤンも注目に値する。
シーズン序盤は迷走したが、四大陸選手権で復活したことを示し、観客と関係者を説得する演技で、2位に入り、自信を取り戻した。
日本のリンクでは未来のチャンピオン、韓国のジュンファン・チャが世界選手権デビューを果たす。今シーズン、特に「ロミオとジュリエット」の曲に乗せて滑るフリープログラムで観客と視聴者を文字通り熱狂させたスケーターである。
カナダのキーガン・メッシング、再生したミハル・ブレジナ、ロシアのミハエル・コリヤダ(ヨーロッパ世界選手権の大遭難のリベンジを目指す)に加え、我々の小さな宝石、マッテオ・リッツォが何位に入ることが出来るのか興味津々で見守りたい。その持ち味に加え、今や鉄板となった4トゥループを装備したリッツォは自身のキャリアにおける記録をまたしても塗り替え、堂々のベスト10入りを目指すことが出来る。
*********************************
☆この男性記者さん、ファイナルの記事でも全日本の記事でも「残念ながらエイリアンは不在だ」「羽生結弦がいなくてひたすら寂しかった」「羽生結弦の不在が重かった」と事あるごとに書いていましたから、よほど寂しかったのでしょう
羽生君を首をなが~くして待ちわびていた一人に違いありません。
この競技のモニュメントってw
キング、宇宙人、生きる伝説、G.O.A.T、神様からの贈り物、スケート靴を履いた芸術・・・
彼のスケールがあまりにも大きくなり過ぎて、もはや言葉が出尽くしてしまったのでしょう。
ついにモニュメント(Monumento=記念碑、記念建造物、史跡、不朽の傑作)扱いに!
もはやコロッセオとかと同等の扱い
もうすぐ彼が帰ってくる
地球に、日本に、私達の前に・・・
桜の花と春風と共に!!!