マッシミリアーノさんのFBより「Let Me Entertain You~イタリアの反応」

先日ご紹介したマッシミリアーノさんのFBの投稿に寄せられたイタリアのスケートファンの皆さんの声をお届けしたいと思います。

クリスマスツリーの下にサンタクロースが残していったプレゼントを探しに行った子供の頃のように、これほどドキドキするクリスマスの朝を迎える日が再び訪れるとは思ってもいなかったわ。

まだ細部を磨いて滑り込む必要はあるけれど、並外れたポテンシャルを持つプログラムだと私は思うわ。
とりわけ、彼がずっと一人で練習していて、日本での試合で(母国での試合は彼にエネルギーを与えるけれど、同時に少し彼を硬くさせるわね)、シーズン初試合だったことを考慮すると。
私は最初から最後まで開いた口が塞がらなかったわ。
彼はいつも同じようなジャンルの曲を選ぶと言っていた人達には痛烈なパンチを頬に食らわせたわね。

無効にされたスピンは、肉眼で見ても他の人達よりずっと早い速度で回転しているのが分かったし、まるで入りが2つあるような印象を受けたわ。

何度も見返したけれど馬鹿げた判定だわ。まさかとは思うけれど、ツイヅルの回転が不十分だと見なされたってことはないわよね?

彼ではないけれど、一度同じようなケースが前にもあったと記憶しているわ。

スピンの実施に関して言えば、正直に言わせてもらうと、もっとずっと良くないスピンが無効判定になっていなかったわ。

少なくとも彼に対してはきちんと理由を説明してくれることを願っているわ。

それ以外は衝撃的な帰還だったわ。音楽も演技も行動も、そして調子も。

彼を長く見ていられることを願っています。

 

何と言う感動!

ドキドキしながら彼を待っていたわ・・・そして彼は何時でもナンバーワン。

ここ数か月間、実質たった一人で練習して準備したのだとしたら・・・脱帽だわ。

エネルギッシュな弾けた音楽で、リズムに合わせて演じるのが本当に難しい曲のはずなのに・・・彼のロック魂だけがなせる業ね。そして舞台衣装(フィギュアスケートではそう呼ばないの?)!ジャッジを誘惑するような見事な動きはトップだわ!

Well done Yuzuru Hanyu 💚💚

本当に珠玉だった。

 

このようなエネルギーの爆発は予想していなかったわ・・・技術的なことを超えて、彼が競技再開するのを待ちきれなかったことが感じられたし、新たな道を模索しながらまだずっと滑っていたいという彼の願望も伝わってきたわ。

クリスマスに何て素晴らしい天からの贈り物でしょう。

マッシミリアーノ・アンベージ、そして結弦の全世界にメリークリスマス! 🤩

 

スピンに関する2つ目の仮説(ツイズルがスピン開始と見なされた)は考えたくもないわ。さもないと店を畳んで立ち去るしかないもの・・・
このことはともかく、私は3Aで+5点満点を貰うにはこれ以上どこをどう改善したらいいのか考え続けているのよ。
というより、あの3Aに+5を与えなかったジャッジにとって一体何が足りなかったのか教えてもらいたいわ。

ミステリーだわ・・・

 

 

動画と投稿をシェアしてくれてありがとう!
リンクで羽生結弦を再び見ることは最高のクリスマスプレゼントだったわ!❤

 

ジャッジはあくまでも偏向的な主観採点を続けるんだね・・・
いくら評価がより客観的になるようにルールを変えても、ジャッジ達は都合が悪くなると好き勝手に採点し始める。悲しくなるよ。

 

奇跡のような素晴らしさ!彼の演技を見る度に私は感動させられる。
彼は足に翼の生えた天使よ。

 

素晴らしいクリスマスプレゼント。私は仰天させられたと言わなければならないわ。
教本通りの3A(馬鹿げたGOE)。爆発的なステップ。確かに残りのエレメントに完全にクリーンではなかったけれど・・・あのスピンの0点判定にはきっと天罰が下るわ。

 

 

いつものことだけれど、彼がリンクに降りるとジャッジ達はまるで重箱の隅を突くように無慈悲にルールを適用し、他の選手達がリンクに降りると、どういうわけかスピンの回転は数えず、エッジはチェックせず、GOEの要件を忘れてしまうのよ・・・

いずれにしても、結弦が更に滑り込んでこのプログラムを別の大会で滑ることが出来たら、皆の息を止めるでしょう!

彼にとってシーズン最初の演技だったことを考えたら、最高のパフォーマンスだったわ!

 

氷上で新しいプログラムを滑る彼を再び見られることは何て素晴らしいことでしょう!スケートを続け、前より更に強くなって挑戦を続けたいという意志を見せてくれた。

 

 

いつものことだけれど、母国のジャッジから破廉恥な扱いを受けていたわね・・・
3アクセルは教本通りだった。あのジャンプが+5でなければ、何が+5なの?
スピンも確かに完璧ではなかったけれど、0点にするなんて!

クリスマスを台無しにするコメントはこのぐらいにして。

メリークリスマス!

 

 

無敵な彼は氷の王。

彼のエレガンスには誰も叶わない

 

「外科レベル」の精密さで音に合わせて移動する各パッセージの話をしてもいい?

確かに、プログラムはこれからもっと磨かれていくでしょうけれど、絶え間のないエネルギーが感じられるわ。
時々、彼の中から現れるこのロック魂を私は愛しているわ🤟🏻🖤🤟🏻.

偉大な結弦!

 

プログラム中盤から文字通りギアチェンジして、彼自身に戻った・・・雄大で誰も近づけない・・・

前半を「修正」したら無敵になるわね・・・いつものことだけれど・・・

 

 

本物のチャンピオンの進化:抗いがたい、楽しい、そして音楽と完全に同調している:ファンタスティコ!!!

 

僕はあまり偏った発言はしたくないけれど・・・・プログラムはまだ滑り込む必要があるように見えるにも拘わらず、誰も彼を超えられないと思う。

 

完璧なクリスマスプレゼントと言わせて頂戴!彼を再び見られることは無限の歓び。まだ滑り込む必要があるのかもしれないけれど、彼は既にこの曲を完全に掌握している。

let’s go Crazyがとても気に入ったように、このプログラムも大好きになったわ!

 

スペクタクル!それに素晴らしい音楽

 

何て言えばいいのか
驚異的

彼は神よ

 

確かに前半の滑りは弾け切っていなかったけれど、音楽との同調は驚異的だわ。

 

日本スケ連はもう随分前から結弦が目障りなんだろう。

この意味において二位の選手の得点は馬鹿げている。パフォーマンスという点で全く彼と比較にならないのに。
いや、鍵山優真が過剰評価だったと言いたいのではなく、結弦の得点が低過ぎるということだ。つまり、もし結弦と同じ評価基準で彼を採点したら、この得点は説明不可能ということだ。

 

 

何故、日本スケ連は彼を疎ましく思う必要があるの?彼の母国でこれほどフィギュアスケートに貢献した人は誰もいないというのに・・・私は無邪気なのかもしれないけれど・・・全米選手権におけるチェンの爆盛りは誰の目にも明らかでしょう?

 

理由は分からないけれど、随分前から日本スケ連は彼をサボタージュするためにあらゆる手を尽くしている。

日本の大会における彼の得点は日本以外の国での得点より低い。

彼にロシアかアメリカのシステムを適用したら、瞬きしただけで全ての記録を塗り替えるだろう。

得点を見れば分かることだ。

 

 

アメリカとロシアの連盟は同じ戦術を取っているわね。
日本が操縦しやすい若手の誰を推したがっているのは明らかだわ

 

ステップシークエンスと3アクセルと音楽のテンポと完璧に同調したあらゆる動作だけで彼に与えられた得点(103.53)に値するわ。
世界中を見渡しても彼のように滑る、あるいは滑ったことのある選手は誰もいない。
私はこのプログラムをずっと飽きずに延々と見続けることが出来る。結弦神

 

私も全てがリズムと同調していることに気が付いたわ。3アクセルの完璧な着氷と音ハメしていた!

 

結弦以上に私に催眠術をかけられるものはないわ。戻ってきてくれてありがとう❤

 

 

何と言う技巧。本当に気に入ったわ。全てのプログラムが奇跡!

このプログラムには驚異的な何かがあるわ!

結弦は彼のスタイルで音楽を生き、私達にとって未知の地であるフィギュアスケートを語る。そして全てが圧倒的な技術の熟練で包まれている。

恐怖を覚えるほど完璧。あのステップシークエンスを私は今晩夢でも見るでしょう。

私にとって彼は神

Yuzuru-kamisama(ユヅル-神様)

彼が不当に扱われれば扱われるほど、私は彼の途方もない偉大さを世界に叫ぶわ。

 

衣装に注目した人はいない?私は素晴らしいと思ったわ。

いずれにしても、技術的な部分を完全に無視したとしても、私は音楽表現が並外れていると思ったわ。

スピン問題について質問だけれど:テクニカルパネルが公に解明する機関はないの?

この場合、パネルの他のメンバーではなく、テクニカルスペシャリストの問題よね?

大会のスタンダードプロセスに、判定理由を知ることの出来るシステムが存在するのか興味があるわ。

 

 

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☆スピンのノーカン問題に関しては、スケ連が大会後に判定理由を発表しましたが、説得力があるとは言い難く、苦し紛れの言い訳にしか聞こえませんでした。

アメリカのジャーナリスト、ジャッキーさんは検証動画を上げて反論しています。
更にユーザーが他の選手のスピンとの比較動画を投稿して議論は更に白熱。

国際ジャッジにアピールするために国内選手権では特に一番手の選手には出血大サービスで盛りまくるのが一つの文化になっているアメリカのジャッキーさんからしたら、日本の圧倒的一番手で五輪二連覇の選手にわざわざ意地の悪い採点をする日本のジャッジは到底理解出来ないのでしょう。

結局このノーカン事件は日本スケ連のイメージを下げただけの藪蛇だったと私は思います。

あらゆることから学習し、次に繋げて修正する羽生君のことですから、次の試合では、どんなテクニカルもつけ入る隙のない完璧なスピンを揃えてくるでしょう。

 

秋に公開されたジェフのインタビューから新プロはクラシックではなく、パリ散やLet’s go Crazyのようなノリノリ弾けプロが来ると予想していましたが、まさかロビー・ウィリアムズとは!

ロビー・ウィリアムズというと、1999年に大ヒットした「She’s The One」が印象的でした。

この曲のビデオクリップのテーマがフィギュアスケートで、ロビー自身がペアのフィギュアスケーターを熱演していましたから、彼自身フィギュアスケートについてかなりの知識があり、ビデオクリップの実現に当たって相当研究したのではないかと思います。

 

そのロビーの1998年のヒット曲「Let me entertain you」を羽生君がコロナ禍の世界に元気を与えるために滑る、何という因果でしょう。

世界中に希望と勇気を与えるプログラムになりますね!

Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu