SharePractice~イタリアのファンの感想

先日翻訳したマッシミリアーノさんのFBの投稿に寄せられたイタリアのスケートファンの皆さんのコメントから、印象的なものをご紹介します。

私は「羽生時代」を生きられるタイミングで生まれてきた運命に感謝し続けます。そして「アンべージ時代」にも前者は氷上の詩人、後者は彼の語り手。

ありがとう、マッシミリアーノ。あなたの言葉は羽生結弦の新しい宝石のような演技に欠かせない。

私にとってはあなたのコメントと彼の芸術の融合は必須だわ。

本当にファンタスティコ。ありがとうチャンピオン!どうしたら彼無しでいられるの???彼のような人は誰もいない!!!何という格調の高さ!

僕は練習セッションを全部見た、そして素晴らしかった・・・彼のような人は誰もいない。

私は彼を見るために目覚ましをかけたわ。何て素晴らしいスペクタクル。偉大なアスリート、偉大なアーティスト

何て素晴らしいアイデア!私は目を覚まし、全てを見たわ。風景を見るように、彼の練習を見ることを日課にしましょう。美しい衣装やスポットライトが無くても、純粋な技術に圧倒される。

それに彼はSEIMEIを何度も繰り返したわね。納得が行くまで止めなかった。決然とした意志を持つ青年、彼は羽生結弦。

競技にとっては何と巨大な損失でしょう。こうなったら、世界ツアーで何時か彼を生で見られることを願いながら、こんな風に彼を鑑賞し続けるしかないわね。

私も同じことを思ったわ。彼のいない競技はもはや別物、二度と元には戻らないでしょう。

この人物の美しさは、競技面を遥かに超えた無限の情熱だ。例え一度もスケート靴を履いたことがなくても、彼のスケートを見たら、最寄のスケートリンクを探したくなるだろう。

これほどハイレベルなスケートをするこの天才がもう競技会に出ないなんて受け入れられないわ。冒涜だわ。彼の決断と人生の選択はリスペクトしなければならないけれど。神ユヅルにとってベストであることが一番重要なのよ。

視聴回数が既に100万回を超えている!信じられないよ!

ワオ!ユヅは4年経った今も、このマスターピースをクリーンに、それどころか最高の出来で滑ることが出来るのね!まさにユヅだわ!

これほどのレベルなのだから、まだ競技を引退すべきではなかったわ。まるでウォームアップで軽く跳び上がるように、4回転ジャンプを踏切ったわ。唯一の望みは、プルシェンコのように、彼が自分のツアーショーを企画してくれることよ。

変幻自在・・・彼は最も難しいことを、簡単なことのように見せていまうのよ。

技術、格調、エレガンス・・・全てが揃っている。チャンピオンを偉大なチャンピオンたらんとする謙虚さも加えましょう。

彼が引退したのは残念だわ。

彼は氷上のアーティスト!何て表情豊かで美しいジャンプ

ここ数年間の試合を見るより、彼の動画の方が僕は感動する。

唯一無比の羽生結弦と同時代に生きられる幸運に感謝するわ。これは私が気に入っている彼のプログラム。でも彼のプログラムは全部素晴らしいから選ぶのは難しいわね!

このフリーは彼にぴったりだわ。フィニッシュでは毎回鳥肌が立つのよ。最後の太鼓の後、「無」が広がっていくような錯覚を覚える・・・彼以外何も存在しない無の世界・・・彼は史上唯一無比の存在であり続けるでしょう。

結弦は素晴らしい!!!

彼を見ていると、己の平穏を取り戻すことが出来る!!

彼は魂の歓び!!!

見れば見るほど、あまりの技巧と美しさに魅了されっぱなしになるのよ。

このフィギュアスケートのスターを描写出来る言葉はありません。私はずっと前から彼を愛し続けているわ。偉大な結弦!

羽生結弦を訳すと「IL PATTINAGGIO ARTISTICO」(イタリア語でフィギュアスケート、直訳すると芸術的スケート、定冠詞「IL」が付いているので「最高のフィギュアスケート」という意味)という意味になるわ。何て素晴らしいプロアスリートでしょう!彼が私達のために用意してくれた貴重なプレゼントに心の底から感謝します。

なんというスペクタクル・・・偉大だわ
彼が滑るの見るのは歓び

詩とエレガンス、それが羽生結弦

彼は人を魅了する磁力を持っている。華麗で神聖な羽生結弦

視聴者数が爆発する運命にあるチャンネル。公式大会をも脅かす存在になるだろう。どのカテゴリーからも有力選手がいなくなった現状を考えるとね。

この公式練習は彼は未だにいつでも競技出来ることを物語っている。

SEIMEI!唯一無比のパフォーマンス。まだ鳥肌が立っているわ・・・そして何度も見返している彼はあなたを彼の世界に引き入れ、夢を見させてくれる!本当に素晴らしい!ユヅの試合が恋しくてたまらない!素晴らしいニュースをありがとう。

途方もない!彼をもう試合で見られないのが残念だわ!彼は偉大!!!

滑っている彼を見ていると、心が落ち着くのよ

本当に素晴らしい。

この練習と彼の技術を見せるためにチャンネルを開設してくれるなんて!

技術要素と芸術要素が網羅されたフィギュアスケート教本を蘇らせてみせた。

もし私がISUなら悔恨で肘を食べてしまうでしょう。二度と現れることのない宝が手の中にあったのに、自分達のエゴのために、彼が引退するまで追い詰めたのよ。

確かに個々のアスリートよりスポーツ自体の方が価値があるけれど、ごく稀に一生に一度しか出会わない結弦のようなアスリートが出現するのよ。結弦とフィギュアスケートを切り離すことは不可能だわ。

今シーズン、どうなるのか興味があるわ。結弦もロシア人、とりわけロシア女子もいない。ペアとダンスも悲惨でしょうね。

ISUは北米のフィギュアスケートだけを盛り上げたいようだから満足かもしれないけれど。私は結弦の引退を聞いて、ユロスポチャンネルを解約したわ。もはやISUの大会に何の興味もない。ロシア選手権と結弦のチャンネルだけを見ることにするわ。

たった3日でチャンネル登録者はISUの2倍よ。

これが現実。ルールはますますアスレチック面、特に4回転ジャンプを推進する方向に向かっているわね(しかも、もはや主流となったプレ/アンダーローテーションは見ない振り)。羽生結弦のおかげで私達が見慣れた「Flow」とはかけ離れたスケート。ISUが悔い改めることはないのかしら?羽生結弦のようなこのスポーツの遺産をこの競技のために活用することが彼らには出来なかったなんて信じられないわ(彼に有利なルールにするという意味ではなく、技術要素と芸術性のバランスがより良いフィギュアスケートを奨励するという意味よ)。

他の彼の動画同様、この動画も保存したわ。

どうしたら結弦無しでいられるの???

あまりの美しさに衝撃を受けているわ。

本物のフィギュアスケートおそらくこの先、ISUの大会では見られない本物のフィギュアスケート。

イタリアのアイスショーに来てくれるのをドキドキしながら待ちましょう

僕はIOCは2026年ミラノ-コルティナ大会のエキシビションのスペシャルゲストとして結弦を招待すべきだと思う。そうすればチケットの売り上げで全ての費用が賄えるだろう(彼らは彼に謝礼を支払うべきだ)。

ライブでは見られなかったけれど、今晩ゆっくり見るわ!彼が健康なことが分かって嬉しいわ。彼が元気で凄く幸せ。


羽生結弦イタリアンFBファングループの感想

☆こちらはライブで視聴していた羽生結弦イタリアンFBファングループの皆さんの感想です。

おはよう!私は4時50分からここにいるわ。ご覧の通り、もう始まっているわね。

彼とこの時間を共有出来るなんて何て素晴らしいのでしょう

4Lo3Tを見た???

SEIMEIの五輪バージョンを今もノーミス出来ることを見せたかったと言っていたわね。

ワオ!見事なSEIMEI!

ユヅがコメントを読んで笑っているわ!彼の爆笑は私達の生命!

撮影監督を担当したスタッフも見事だったと言わなければならないわね。だって無数のカメラを管理する監督がいたのは明らかだもの。バラエティに富んだアングル、離氷の瞬間のズームアップ。何というプロ意識の高さ!

イタリアでもトレンド入り!

オフリンクで背中を温めるために、ドルフィン(ジャズダンスの動き)を何度もやっていたわね:

いずれにしても、1時間ほどと予告していたのに2時間も見せてくれたわ!

 次はもう少し段取りを改善しなければ!あまり若くない私のPCはオーバーヒートして少なくとも1回は固まってしまった。ポータブルを含むあらゆる扇風機を点けてPCを冷やそうとする私はファントッツィ(イタリアのコメディ映画の主人公)のようだったわ。しかも、グループチャットとも繋がっていたかってけれど、スマートTVがあることをつすっかり忘れていたの。だから次回は、省エネには反するけれど、2台共電源を入れることにするわ。あああユヅ、私に何をさせるの!!!

私も配信開始と同時ではなかったけれど、ほぼ全てをライブで見たわ。見逃せるわけがないでしょう・・・SEIMEIの最初の旋律を聞き、最初のステップを見た時、私の目から涙が流れ出た。

天使を見ると、永遠に前に進んでいきたくなる

この楽しい時間を共有してくれてありがとう。彼は絶好調ね!素晴らしいコンディションだわ!楽しそうにチャットのメッセージを読む彼を見ていると、こちらまで幸せになってくるのよ。

 私はもう3回見たわ・・・期待以上

私は一度見終わって、もう一度最初から見ているところよ。

 歯を磨きながらチラッと見ただけで、私は天に昇っていけそうだったわ。腰を据えて最初から見たら、どんなことになるかしら!

この大切な瞬間、私は除細動器を作動させなければならなかったわ(心臓発作を起こしたわ)

 プロフェッショナル、引き締まった身体、彼は常に有言実行。彼は(議論の余地のない)データを解説し、リンクで起こったことを簡潔に報告し、鋭い真の観察(知性的で矢のように鋭いという意味です)で締めくくりました。レディース&ジェントルマン、これがフィギュアスケートです。

やっと今、動画を見始めたわ。ゲンを担いでライブでは見ないことにしたの。私が構えてライブで見たオリンピックと世界選手権は上手くいかなかったから・・・今なら晴れやかな気持ちで見ることができるわ。

私もライブで見ていたのよ。何という幸運、何て素晴らしいプレゼントを私達に贈ってくれたのでしょう!!!あまりの美しさ、優美さ、才能、決然とした意志、そして・・・愛らしさにまたしても心から感動したわ。彼を愛さずにいるのは不可能よ。滑る度にあなたの心を触るのよ・・・あらゆる事をやりたい衝動に駆られる・・・飛行機に乗って仙台まで飛んでいく、光の速さで日本語を習得する、彼を抱きしめに行く・・・ああこれら全てが出来たら!

実際、日本の彼の同僚達が、彼に畏敬の念を抱いて、認めず、人間として彼と上手く関わることが出来ないことは理解に苦しむわ。おそらく彼らはあまりにも自己中心的で宝を失っているのよ。彼は交流や共有や制作に対してとてもオープンだというのに。彼がリラックスして接している同僚は数人だけれど、そんな彼を見るのは素敵だわ。

彼はあらゆる観点においてフィギュアスケートの画期的な転機を印すことになると私は確信しているわ。羽生前の世界と羽生後の世界。彼と共に新たな時代が始まるのよ。まさにここ数日、私は考えていたのよ。彼を目指すべき模範としているスケーターが一体何人いるのかと・・・競技の世界が好きでも嫌いでも。彼はまさにこの競技を変革したのよ。

集まったメディアの数を見て!
ぱっと見ただけで、北京のメダリスト会見よりずっと多いのが分かるわね🤭

最後の挨拶はあまりにも可愛くて、胸がキュンとしたわ

ユヅが選んだスタッフ(撮影監督、カメラマン、写真ディレクター)にも拍手と栄誉を!見事な仕事ぶりだったわ。彼が全てをマネージメントしているのね!

今朝、私はライブで見て、もう一度見て、またもう一度見て・・・まだ眠らなければならないし、仕事中だけれど、何度でも見る価値があるわ・・・

さっき全てのPracticeを見終わったわ。毎日のルーティン、ストレッチ、ウォームアップの全てを見るのは純粋な魔法だわ・・・そしてSEIMEIを再び見られるなんて!!!今日の練習は高価な贈り物だった。コメントを読んでいる時の彼は何て可愛く、幸せそうだったか!!!

動画をもう一度見たわ。それからさっきまで、これまでに公開された動画を全て見直していたのよ。相変わらず私のこの感情を表現する適切な言葉が思い浮かばない。

私によってはスケート靴を履く前の全てのウォーミングアップも革新的で素晴らしかったわ。この写真は残り時間30秒で撮影されたそうよ。

一体どうしたら、どんな瞬間でもどんな撮影条件でもこんな美しい写真になうのかしら・・・(この場合、2時間練習して、複数のインタビューをこなした後なのよ)

この後も、各新聞社カメラマンによって撮影された美しい写真やインタビューに対する感想が延々と続きますが、キリがないのでここまでにしておきます。


こちらはミラノ-コルティナ公式のツイート

レジェンドが2時間の純粋なマジェスティを私達に授けてくれた。

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Youtube開設で羽生君の人気、とりわけワールドワイドぶりが想像を遥かに上回っていたことが明らかになりました。

彼のファンが世界中に散在していることは知っていましたが、調べて下さった方によれば、Youtubeにコメントを寄せたファンの国籍は現時点で何と88カ国に及ぶそうで、

地球に存在する6大陸の内、永久定住者のいない南極大陸以外の全ての大陸を網羅しています!南極大陸を含む地球に存在する6大陸全てを網羅しています!

そしてこのデータはあくまでもYoutubeにコメントを入れたユーザーをベースにしていますから、コメントせずに動画を視聴しているファンは含まれていません。

南米のファンと交流のあるイタリア人の友人の話では、北京オリンピック以降、南米ではいわゆるBaby Fanyu(10代~20代前半の若いファン)が爆増しているのだそうです。

北京で羽生君の演技の映像を見て魅了され、過去動画を見まくってますます惹かれ、その人間性や生き方を知って電撃的インスピレーションを受ける、という急性ユヅリーテ、いわゆる沼落ちのお決まりのコースですね。

そういえば、HANYU YUZURUチャンネルの最初の動画が投稿された時、ロシア語と共にスペイン語のコメントの多さが目を引きました(しかも「続きを読む」をクリックしなければ全文が表示されないほど長文を書き込んでいる人が多い)。

南米の人気スポーツ、主要スポーツと言えば、サッカー、サッカー、そしてサッカーです。

アイスリンクがほとんど存在せず、フィギュアスケートが全く普及していないこれらの国々で日本人のスケーターである羽生君がこれほど愛されるのは、もはやフィギュアスケート云々といった競技やカテゴリーの壁を超えた超常現象です。

彼のこの世のものとは思われない霊妙で美しい演技は、フィギュアスケートの知識が全くない者でもただ美しいと魅了されます。そしてリンクに足を踏み入れた途端、その場の空気を支配してしまう圧倒的なカリスマ性、見る者の目を釘付けにする磁力は、天性の才能であり、それを元々持ち合わせていない人がどう頑張っても真似出来るものではありません。ポスト羽生のスターをすぐに作り出せると思っていたISUとJSFはそこのところが全く分かっていなかったのでしょう。羽生君には2011~2012年シーズンにロミオを演じた16~17歳の頃から見る者の心を鷲掴みにする圧倒的な何かがありました。もっと言えば、その前のシーズンのツィゴイネルワイゼン(ちなみは私はチゴイネ落ち)やジュニア時代のラフマニノフの演技からも、そのポテンシャルがビシビシと感じられました。

彼のこのカリスマ性と磁力は、そのスケートの能力と共にその後、爆発的な進化を遂げ、フィギュアスケートと全く縁のない南半球の果てに住む人々をも虜にし、インスピレーションを与えているのです。

Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu