トリノGPファイナル、12月4日の公式練習でのことです
練習終了数分前、BGMの音楽がそれまでのアップテンポのロックナンバーからイタリアのシンガーGiorgiaが歌うロマンチックな曲調の音楽に変わりました。
すると羽生君が曲に合わせてクールダウンを始めたのです。
Rai Sportのファブリツィオ・ペドラッツィーニさんが「ユヅルは曲に合わせて滑るのではなく、彼自身が音楽」と言っていましたが、まさにその通りです。
彼の中に音楽があるのですね。
だから初めて聴く曲でも、スッと自然に曲の中に入ってしまう。
意識して曲に合わせているのではなく、身体が、脳が、細胞が勝手に反応して、感性の赴くままに氷上で即興曲を奏でているようです・・・
Dear Fanyus, @Giorgia saw Yuzu cooling down on her music. She is one of the greatest Italian singer ever. Her voice is stunning! https://t.co/PBnmgY0XqS
-> https://t.co/rYxVfw8fL3— ElenaC �(´・ω・`)� (@EleC2706) April 18, 2020
Youtube版
羽生君のしなやかなムーブメントと美しいポージング、流麗なスケーティングが、この曲のしっとりとした曲想、甘い美声、心を打つ感動的な歌詞に見事にマッチしています。
おそらく彼にとっては初めて聴く曲で、歌詞も知らないはずなのに・・・
天才的な感性です。
そしてファンの方が撮影したこの美しいクールダウンの映像が何とGiorgia自身の目にも留まったようなのです!
ご本人が返信
lui è fantastico, che emozione!��
— giorgia (@Giorgia) April 18, 2020
彼はファンタスティコ、何という感動でしょう!🙏
Giorgia(ジョルジャ)はイタリアのポピュラー音楽に疎い(というかほとんど知らない)私でも知っているほど有名な、イタリアを代表するシンガーソングライターです。
公式練習で流れたこの曲「Di sole e d’azzurro 」(太陽と碧天と)は2001年のサンレモ音楽祭で2位に入賞した彼女の代表曲の一つです。
素敵な情報を提供してくれたエレナさんに感謝します!
Grazie Elena per questa bellissima notizia!♥