上海世界選手権ショートのNeveitaliaの記事です
(2015年3月27日)
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(翻訳はテン君まで)
羽生結弦は上海世界選手権のショートプログラムを制し、体調に関する不安の大部分を払拭した。会場となったオリエンタルスポーツ・センターは日本の天才選手が衝突事故に遭った秋の辛いグランプリシリーズの会場と同じ場所だった。
現五輪王者はステップアウトで両手を付いた4トゥループの明らかなミスにも拘らず、この日最高の技術点と演技構成点を獲得した。羽生は残りのエレメンツを非の打ちどころのなくこなし、スピンでは全て最高レベルを獲得した。特に圧巻だったのはステップシークエンスとカウンターから跳び、イーグルで締めるプログラム後半のトリプルアクセルだった。
ブライアン・オーサーの教え子の二十歳に唯一、何とか抵抗出来たのは同門のハビエル・フェルナンデスだった。スペインの24歳は、冒頭に壮大な4サルコウを決め、ミスなくプログラムを滑り切った。3度の欧州王者は、その他のエレメンツで羽生に二点半近く差を付けられたが、もし親友であるライバルのフィジカルコンディションが80%以下の場合には、フリーで十分挽回出来る点差である。
四大陸選手権で圧勝したばかりのカザフスタンのデニス・テンは、一位に9点差を付けられ、3位に甘んじることになった。
フランク・キャロルの元で練習する21歳は、ステップ、スピン、トリプルアクセルは完璧だったが、冒頭の4トゥループで大きく転倒し、3ルッツ/3トゥループのコンビネーションでも着地が乱れた。演技構成点でも数項目において羽生とフェルナンデスにかなりの差を付けられた。
☆そしてフリー滑走順の記事(滑走順の発表だけなので訳しませんが、写真が秀逸)