Sportlandiaより「ファンタジーオンアイス2019：紀平梨花と羽生結弦～他」

ライターで編集者で本屋さんでもあるマルティーナ・フランマルティーノさんのブログ「Sportlandia」に掲載されたファンタジーオンアイス2019の記事です。

2019年5月25日

ファンタジーオンアイス2019：紀平梨花と羽生結弦

筆者：マルティーナ・フランマルティーノ

個人的な理由で羽生結弦の競技人生を今さらながら振り返るささやかな旅はのんびり続けていきます。

さて、ISUに悪態をついていたこの数日間の後で（ISU：我々はフィギュアスケートのクオリティの向上を望んでいます。質問：ではどのようにして選手達に完璧な技術を目指させますか？ISU：回転不足ジャンプの基礎点を引き上げます。私：暴言を吐いてしまいそうだから、私は黙っていた方がいいですね）、ようやく太陽の光が差し込んできました：Fantasy On Ice 2019が開幕したのです。

このイベントの問題は何でしょう？
それは日本で行われるということです。
何故、日本はこんなにも遠いのでしょう？
そこに行くことは全く簡単でも経済的でもありません。
つまり、私はインターネットを通して入ってくる情報に満足するしかないのです。
今のところ、幾つかのコメントや演技の断片だけですが、ショーの全貌を鑑賞できるのが待ちきれません。

今日のニュース：羽生結弦は4ルッツに挑戦しました。どうやら転倒したようですが、ジャンプはいつでも成功するものではないし、ショーと試合ではリンクも異なります。
重要なのは彼がこのジャンプに挑戦したということです。
これは良いニュースでしょうか？
答えはおそらく「イエス」。
彼の足首が良くなっていることを意味しているから
例え足首が完全に元に戻ることはないとしても。

私は彼を信じているでしょうか？
彼の才能や天分は信頼しているけれど、彼の「自己保存」の精神はあまり信頼していません。

心配ですか？
彼が競技を続ける限り、私はずっと心配し続けるでしょう。

前置きはこれぐらいにして・・・ツイッターで私は短い動画を見つけました。
最初は紀平梨花の映像です。彼女も私に何かを伝えてくるスケーターで、今後素晴らしいものを見せてくれることでしょう。

そして羽生結弦。
私は非常に鮮烈で印象的な写真を幾つも見ました。そしてこの動画には映っていない幾つかの場面を。
でもプログラム最後の手袋を投げつける仕草は途方もなかった。

チャンピオンは彼です。その他のあらゆることに関係なく

2019.5.24 報ステ
動いているマスカレード、来たー🤣💖 pic.twitter.com/6MqiChIVWr

— うりねこ🍀右足全快回復🙏 (@yz_ecco) 2019年5月24日

☆出版業界の方だけあって、芸術、文化、時事、映画、スポーツ、書籍と幅広い話題を取り上げているブログです。
フィギュアスケートの話題も2014年から取り上げていますが、特定の選手ではなく、旧採点時代を振り返り、当時印象深かった大会や選手について時折語っているという程度でした（日本人スケーターでは伊藤みどりさん、佐藤有香さん、本田武史さん、村主章枝さんについて書かれています）。

ところが

3月末頃から突然、羽生君の記事ばかりが怒涛のように連投されているのです（彼の過去の試合を順々に取り上げています）。
マルティーナさん・・・ひょっとして・・・俗にいう「たま落ち」ですか？🤣
あのORIGINの破壊力と吸引力は凄まじかったから
私はチゴイネ落ちですが、勿論「再」たま落ちしました（正確には再再再再再再・・・数えられない・・・）

4月17日のこの記事も面白かったです

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰー

2019年4月17

ただただ羽生結弦

原文＞＞

筆者：マルティーナ・フランマルティーノ

羽生結弦が出てくるという理由だけで、Youtube上に存在するあらゆる動画を貪るように見始めた時、自分のユヅ熱が如何に重症かを自覚します。

試合やエキシビションの動画ならともかく、知っている言葉が「アリガトウ」（この言葉を覚えたのは彼が何度も繰り返すのを聞いているからです）しかない言語－日本語のインタビュー（英訳字幕を付けてくれる人達は全員聖人です！）や、彼が笑っている、あるいはただ単に彼が映っているだけの動画まで漁り・・・どんな動画も見逃すまいと彼の日本語名「羽生結弦」をコピー/ペーストして検索し始める始末です。

整理してコメントする時間はないのですが（中にはまだ視聴していない動画もありますが、こうしてておけば、いつでも見ることが出来ますから）、これらは彼の幼年・少年時代（ノービスとジュニア）の動画のほんの一部に過ぎません。