過去の映像から
羽生君の3アクセルの素晴らしさについて長々と語っています。
☆エレナさんの動画です。いつもありがとう!
Grazie Elena!💛
実況:マッシミリアーノ・アンベージ(M)
解説:アンジェロ・ドルフィーニ(A)
M:日本の観客がより待ち望んでいたのは高橋より羽生だったかもしれない。
なぜならここはまさに彼の故郷のリンクだからだ。
A:彼は仙台出身だ。
だからNHK杯が開催されたこの場所のすぐ傍だ
彼の最初のエキシは日本の楽曲だ
(演技後)
A:間違いなく最も期待されていた選手の一人で、彼はその期待を裏切らなかった
とりわけショートプログラム
近年に目にした最も驚異的な才能だ。
ここでも~今現在男子シングルで最も美しいと言ってしまっていいだろう~3アクセルを披露してくれた。
M:間違いなく彼は誰よりも簡単に跳ぶことが出来る。
彼は止まった状態からでも、非常に難しいトランジションからでも跳ぶことが出来る
A:確かに
このエキシビションでもイーグルから跳んでいた
ショートでは極めて難しいステップであるバックカウンターから跳んでいる
フリーでは後半に2本入れている。
彼にとって3アクセルがどれほど簡単で自然なものなのか説明するのにこれ以上付け加えることはないだろう
それにジャンプ自体も非常に美しい
高さがあり、空中姿勢も完璧、非常に流れのある着氷
本当にファンタスティコだ
コンビネーションにして跳んでいる時も
驚異的なほど飛距離があり、美しい放物線を描いている
この3アクセルはこの少年がジュニア世界選手権で優勝した時に既に皆の目を釘付けにした。
M:僕もまさにあの大会を思い出していたところだ
A:当時、彼は非常に若かった。
M:彼について僕達は長々と話したね
A:そして今でも彼は非常に若い
M:まだ18歳にもなっていない
A:恐ろしい
これら全てを考慮すると羽生のこれまでの成績は更に驚異的だ
男子シングル史上、ごく僅かな前例しかない。
M:もし彼のフィジカルコンディションが
A:許容範囲なら(笑)
M:良好なフィジカルコンディションを整えることが出来たら
誰に対しても無敵な選手になるだろう
技術面において彼が披露していることは、ほとんど無比だ
フリーでクワド2本、3アクセル2本
しかも3アクセルは両方プログラム後半だ
A:驚異的だ
しかも彼は技術だけ、ジャンプだけの選手ではない
最高レベルのスピン、今大会のフリーでは大きなミスがあったけれど(笑)
(アンコール)
A:ここではショートの一部を披露してくれる
既に傑作となったプログラムだ
M:この場合、得点もそれを物語っているね
A:まさに圧巻だ
このショートプログラムのステップシークエンスも非常によく構成されている
ファンタスティコ!
並外れた資質を持つスケーター
M:この春から指導を受けているブライアン・オーサーによって決定的に開花した
ただし昨シーズンの彼のフリープログラムは鳥肌モノだったと認めなければならない
A:その通りだ
世界選手権では途方もない演技で皆を感動させたね
あの大会でも技術と表現のどちらにおいてもファンタスティコだった
ロミオとジュリエットの曲だったね
M:現代版のね
A:そう、現代版のロミオとジュリエットだった
イタリアのスケートファンの間でもよく知られている曲だ
バルバラ/マウリツィ組に素晴らしい結果をもたらした曲だからね
M:告白すると僕は今シーズンのフリーより昨シーズンのフリープログラムの方が好きだ
A:フリーはそうだね
ショートは多分今シーズンの方がいいだろう(笑)
M:それに関しては疑問の余地はあまりないね(笑)
(フィナーレから)
A:羽生は日本のアイドルになろうとしている
M:日本だけじゃないよ
彼の人気はもはや地球レベルで広がっている
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☆2012年NHK版「花になれ」はエキシでは私の最も好きな演技の一つです
ダブルスリーからの3F、イーグルからの3A、長く優雅なイナバウアーからの3T
プログラムのどの瞬間も指先まで洗練されていて美しかった
震災後初めて地元のリンクで開催されたこの大会で滑ることが出来る喜びが伝わって感動しました。