前回に引き続きNHK杯のフォーラムの皆さんの感想の続き
今回で最後です
「おはよう!!
みんなも知っていると思うけれど、大分前から隔離病棟にいるのよ。
でも私の症状が少しだけ良くなったから看護師達は、試合を見ることを許可してくれたの!
残念ながらユヅのフリーの後、私の身体は完全にショートしてしまって、蘇生室に緊急搬送されたのよ!!!
あれから数日たって、少し回復したから、ここでみんなと話すことを許可されたの!!!(笑)
沢山のマテリアル、動画、画像、翻訳をありがとう!
あまりにもたくさんあって、ファイナルまでに全部見られるか心配だわ!!
フリー、ショートどちらも別世界の演技だった。そして世界中の専門家、解説者、コーチ、スケーターがユヅのパフォーマンスの魔法にかかり、心を奪われ、満場一致でその演技を認めて絶賛した。
技術面だけじゃない、その全ての融合体について話しているのよ。 彼の表現のスタイル、いいえ、それどころかその「存在」、彼が氷上に連れてくる人物。
彼はフリーでは安倍清明、ショートではピアニストだった。
この2つの演技は、得点だけではなく、その感動によって永遠に歴史に残るわ。
あの演技を見た者は誰もが感動で鳥肌が立ったと言っていた・・・ユヅにはそういうカリスマ性、見る者を引き込む吸引力、一瞬たりとも彼から視線を逸らすことが出来なくなる何かがある。これは彼の真の才能なのよ。
ユヅに傲慢という言葉は当てはまらないわ。
彼は自分が既に到達している、他の選手より優越しているとは微塵も考えずにひたすら必死で練習しているのよ。
彼はフィギュアスケートの進化に貢献したいと思っていて、そのために常に新しいことを試し続けている(普通の生身の人間には不可能なことだけれど)。
何故難度を上げ続けるのか?勝つには今のままで十分なのに?と聞いても無駄よ。
彼はやる、ただそれだけなのよ。だって彼は常に進化し続けたいのだから。
彼の目標はただ勝つことではない、人類に可能な限界を越えることなのよ。
そして彼はいつもライバル達を賛辞する。
彼は戦士で、戦いが困難であればあるほど実力を発揮する闘士なのよ!
ごめんなさい、看護師達が私を呼んでいるわ・・・私の束の間の息抜きの時間は終わってしまった・・・(涙)」
「みんな、私はステッポセクエンツィーナだけでなくトロットラゼピーナも絶対に必要だわ。
ショートの2つ目のスピンは一体何???
腕が音楽と完璧にユニゾンしたラインを描いているあのスピンよ!
あれからずっと瞬きもせずに見続けているわ。
フリーのステップシークエンスを見るのと同じ眼差しで。
このスピンには催眠効果がある。見る者を引き込む吸引力・・・ファンタスティコ。
3Aの後のスピンについて話しているのよ。勿論、最初から最後まで髪の毛が逆立つようなパフォーマンスだったけれど」
「ラブリー、あのスピンは驚異的だった・・・そしてSEIMEIのコレオシークエンス。
あらゆるテレビのショパンとSEIMEIの動画をずっと見続けている。実況解説のないバージョンも見つけたわ・・・これらの傑作の奇跡のような素晴らしさを堪能するのに解説は必要ない・・・」
「チャオ、みんな
私は生きているわよ!!!長い間、不在にしていてごめんなさい!!!
どこから始めたらいいのかしら???
NHK杯の後、私は3日間ずっとニヤケっぱなしだった!!
これほど傑出した方法で演じられたショパンは感涙ものだった。
4Sの後は驚きの余り、目玉が眼窩から跳び出したわ!!!素晴らしいサプライズだった!
フリーは私にトドメの一撃を加えたわ。これほどユヅにピッタリな、これほど美しいプログラムを見たのは初めてだと思う!
試合後のユヅの振る舞いは微笑ましくて私を笑顔にしてくれた!
ボーヤンとのシーンはとても可愛かったわ。
プレカンの発言もそうだけれど、表彰式の前に彼が言った言葉もね。
一言で言うと、NHK杯の間、私はユヅに花束を贈られた織田のように幸せだった。
こんな感じよ!分かって貰えるかしら?」
「確かにユヅのこういう発言を『傲慢』と捉える人もいるのかもしれないわね。
でも私はこれを傲慢とは思わない。ユヅは正々堂々した競技者で、ライバル達と競い合うのが大好きなのよ。そしてライバルが強ければ強いほど燃えるのよ。
ライバル達に圧勝したいと思っているけれど、同時に彼らに多大な敬意を抱いている。
スポーツマンシップに溢れていて、自らの闘争心を隠そうとしない。
でも真のアスリートとはこうあるべきでしょう?
少なくとも私はそう思うわ」
「ユヅルはちょうどいい傲慢さなのよ、つまり自分に自信があるという意味で。でも他の選手を下げるようなことは決して言わない。
ユヅルはちょっとナルシストだけれど、トップクラスのスケーター達はみんなそうでしょう(これは私の意見だけれど)。
ユヅルは天才だけれど、完璧ではない。きっと他の惑星から来た存在なのよね???
そして人類の多くの人達の模範となっている。
SEIMEIを何度も見ることが出来て天国にいるみたいだわ」
「ユヅルは私にとってちょっとディーヴォ(男神)のような存在なの。それを傲慢と捉える人がいるかもしれないけれど、私はそんな彼が気が狂いそうなほど好きよ!!!
ブラーヴォ、ユヅ!脚光を浴びればいいわ。世界はあなたのものなんだから!!!
私は今も陶酔状態よ。今から仕事に行くけれど、呆けたようにずっと笑っている私を見て会社の人達は何と思うかしら・・・あのスピン、あのステップ、あのジャンプ、そしてあの眼差しが目の前から消えないのよ!!!」
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