マンマ解説でお馴染みのRai Sport版の実況解説です
Elena Cさんの動画です。いつもありがとう!
Grazie Elena!💛
実況:アリアンナ・セコンディーニ(A)
解説:ファブリツィオ・ペドラッツィーニ(F)
A:さあ、現オリンピックチャンピオンで世界王者の羽生結弦の演技を見ましょう
安倍晴明の素晴らしい物語を氷上で再演します
安倍晴明は日本の占星術師で錬金術師で魔術師
日本のこの術のスペシャリストでした
(演技後)
A:ワオ!本当に・・・マンマ・ミーア!
何が起こっているか見て下さい
鳥肌を起こさせるプログラム!「
徹底した戦士
そのキャラクターの心底まで戦士
なぜなら彼は全てのジャンプの着氷で戦いました
F:マンマ・ミーア・・・
A:途方もないプログラムでした
プーを見て下さい
フィンランドでは大量のプーを運び出すために巨大なカートを持ち込まなくてはならないほどでした
本当に衝撃的でしたが、彼の幸運のお守りなのです
これでいいと思います。彼のティッシュカバーでナプキンでもあるのだから
プーはフェンスに不可欠な存在です
見て下さい(笑)
F:フラワーボーイが彼に挨拶しようとしているけれど、出来るかな?
A:このチャンピオンにみんな半狂乱になっています
ユヅルに頭を撫でてもらったわね。よかったわ
F:彼のアイドルなんだ
時に彼にはどうしてこんなことが可能なのか分からなくなることがある
A:そうね、彼はアイドルね
F:ユヅルはリンクに入る時、そして出る時、お辞儀をして、彼のスケートに力を貸してくれた氷に感謝する数少ない日本人選手の一人だ
これは日本式の礼儀なんだ
これは4ルッツ
完璧なエッジ
彼がどのように膝を屈曲し、巧みなコントロールで堪えたか見て欲しい
これは4ループだったけれど、空中で軸が曲がったので、3回転に変更した
見事なコントロールだった
この4サルコウはコンビネーションの予定だったけれど、膝を深く屈曲して堪えた
鮮烈さという意味で本当に並外れたプログラム
事実を言えば、彼は錬金術師のイメージからはかけ離れているかもしれないけれど、ユヅルの表現力があまりにも優れているので、眼差しと手の動きだけで錬金術師だと思わせる説得力がある
A:そう、まさにその通りなのよ
コレオシークエンスで足を伸ばして滑る場面、時として彼の眼差しは戦闘的であなたを斬りつけることが出来る
F:瞳に稲妻が宿っている
A:でもこれは美しいプログラム
このプログラムを五輪シーズンに持ってきたのは正解だと思うわ
そう、まさにこのシーンよ
彼がもっと戦闘的な眼差しでこれをやったら、あなたをバッサリ斬ることが出来ると断言できるわ
F:それにプログラム最後も
両手を開いてバン!
A:美しいわね
このプログラムはシェイリーン・ボーンの芸術作品
細部まで精練する振付師
ブライアン・オーサーを見て
素晴らしいわ
F:そして思い出して欲しいけれど、ユヅルもアーティストだ
彼もピアノを弾くし、誰からも偉大なアーティストだと見なされている
彼はちょっとした動作で絶妙なニュアンスを与える能力がある
この点において彼は無比だ
さあ得点を待とう
ステップシークエンスがレベル3で4サルコウがGOEでマイナスだった以外は技術的に興味深い内容だったと思う
A:195.92点
ちなみに彼の自己ベストは223.20点です
290.77点で首位に立ちました
彼の自己ベストの330点には大分足りないけれど、でも何という試合をしたのかしら!!何という能力
このプログラムは驚異的なものになるわね
F:彼が予定されたジャンプを全部降りたら、誰も手が届かない
今回は最初の3分間で止めて、バールにコーヒーを飲みに行ったようなものだ
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☆羽生君がピアノを弾くとか色々ツッコミどころ満載の解説でしたが、一番ツボだったのが
陰陽師=錬金術師
と解釈されていること
それはなんか違うと思う・・・
ファブリツィオさん達は陰陽師、安倍晴明に一体どんなイメージを抱いているのか・・・
ちなみに私がイメージする錬金術師はこれ
確かに・・・優美で美しい羽生君のイメージからはあまりにもかけ離れていますね・・・
というか羽生君の卓越した表現力をもってしても、これになり切るのは無理なのでは(どちらかというとコリヤダ選手のEXに近いイメージ)