FantasyMagazineより「GIFT、羽生結弦のアイスストーリーが近日Disney+に登場」

6月も終わりに近づき、7月に公開される注目の映画やテレビ番組を紹介するサイトやエンタメ情報メディアが一斉にGIFTの告知を掲載し始めました。

ちょっと探しただけでざっとこれだけ

musicaest.com/2023/06/21/yuzuru-hanyu-ice-story-2023-gift-su-disney-il-pattinaggio-su-ghiaccio-mai-visto-prima/

movietele.it/film/yuzuru-hanyu-ice-story-2023-gift-at-tokyo-dome

badtaste.it

hdblog.it

meganerd.it

teamworld.it

その中の一つFantasy Magazineは1ページ割いてかなり詳しく紹介しています。

https://www.fantasymagazine.it/35352/gift-la-storia-su-ghiaccio-di-yuzuru-hanyu-prossimamente-su-disney

GIFT、羽生結弦のアイスストーリーが近日Disney+に登場

羽生結弦は、GIFTでフィギュアスケート、音楽、そしてテクノロジーを一つの物語の中で融合することの出来る革新的なアイスショーを実現した。

マルティーナ・フランマルティーノ(2023年6月26日)

Disney+が7月に配信する番組の中には、多かれ少なかれ待望のテレビドラマや映画に混じって、アイスショーがある。ただし通常、クリスマスシーズンにテレビで放送されるような普通のアイスショーではない。羽生結弦が企画・制作・出演したGIFTは、前代未聞のショーなのだ。

フィギュアスケートを見ている人にとって、羽生は永遠にあの陰陽師のイメージだろう。羽生は10世紀の日本に実在した宮廷の魔術師/占星術師である安倍晴明を演じて2個目のオリンピック金メダルを勝ち取り、彼が史上最高のスケーターであることを知らしめたからだ。五輪二連覇は、オリンピックがまだテレビで放送されていなかった戦後の時代に一度しか達成されたことのなかった。しかし、SEIMEIは、無限の音楽に命を吹き込むことの出来るこのアスリートの能力のほんの一部に過ぎない。

彼のフィギュアスケートはアスレチック面と、それと同じくらい重要な表現面を融合し、その表現の幅は、クラシック音楽から、民族音楽またはロック、そして映画や劇場の不朽のクラシックに至るまで広い範囲に及んでいる。国際大会にデビューして以来、14年間に及ぶ競技人生において、羽生は記憶に刻まれる演技の数々を披露し、競技から去った瞬間、これまで誰も想像しなかったものを創り上げるために、一競技プログラムという概念さえ捨て去った。

秋に行われた彼の最初のワンマンショー「プロローグ」は会場を満員にした。ワンマンショーは、途方もない肉体的労力を必要とするという理由から、フィギュアスケートの公演では前代未聞の形式である。5公演中2公演はテレビで生中継され、ショーの考案者、プロデューサー、そして出演者であった羽生に、日本衛星放送協会オリジナル番組アワード6部門の一つで最優秀賞をもたらした。

プロローグはそのタイトルが示しているように、羽生のプロキャリアのプロローグ(序章)であり、2023年2月26日のGIFTが続いた。プロローグでやったことを更に発展させ、新しいアイデアを融合させたショー。視聴者が目撃した、羽生が皆への贈り物と呼んだこの公演は、(従来のアイスショーの形式である)もはやプログラムの羅列であることを止め、これまでアイスリンクで行われてきたあらゆることを遥かに超えた、一つの壮大なストーリーに変わった。

GIFT

概要

史上初の東京ドームでのアイスショー「GIFT」は、氷上で羽生結弦の人生と未来を語る物語である。この映画はプロスケーター羽生結弦がプロデュースし、最新の舞台演出技術を駆使することで知られているMIKIKOが演出を手掛けた。

2時間半に及ぶショーは東京ドームを満員にした。特筆に値するのは、音楽面を担当した東京フィルハーモニー交響楽団、技術面を担当したライゾマティクス、そしてコール・ド・バレエを提供したElevenplayとのコラボレーションである。既に日本(Disney+)と世界(GlobeCoding)で配信されたGIFTが今回、全世界でDisney+に戻ってくる(日本は6月30日から、イタリアを含む多くの国で7月14日から公開)。

予告

(日本語)

演出

MIKIKO(東京出身、1977年8月11日生まれ)は、ハイテク ダンスカンパニー「Elevenplay」の振付師兼ディレクターであり、PerfumeやBABYMETAL などのアーティストとコラボレーションしている。2016年夏季オリンピック閉会式で日本のプレゼンテーションを演出した。

制作総指揮

羽生結弦(仙台出身、1994年12月7日生まれ)は、フィギュアスケートでオリンピック二連覇(2014/2018年)、世界選手権で2度金メダル(2014/2017年)、合計7個の世界選手権メダル(2012年から2021年まで)とグランプリファイナルで4つの金メダル(2013-2016年)を獲得した。四大陸選手権優勝(2020年)によって、ジュニア(2009年グランプリファイナル、2010年世界選手権)とシニアの主要大会を全て制し、男子シングルスーパースラムを達成した史上初のスケーターになった。世界最高得点を19回樹立した。

参考

GIFTオフィシャルサイト

gift-official.jp/index_en.html

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☆これまで、フィギュアスケートは羽生君ほど知名度が高くても、オリンピックの時以外は、OA Sportやガゼッタのようなスポーツメディアでしか取り上げられていませんでしたが、エンタメ業界のメディアで大々的に取り上げられるようになるとは。

2月の公演の際に海外向け配信に使われたGlobeCodingは、最初は英語ページもあるんですが、登録手続きの途中から完全に中国語のみになってしまって、ファンはそれでもめげずに頑張って何とか登録を済ませ、視聴チケットを購入しましたが、ライトなスケートファンや一般層にはハードルが高く、視聴出来ずに終わった人が結構いました。

ディズニープラスはこのために加入するファンは勿論ですが、映画や他の番組を見るために元々ディズニープラスに加入している人達も見る可能性がありますので、視聴者層の幅がぐっと広がりますね。

またしても、たまたま目に入って興味本位で視聴してしまった人を次々に沼に引きずり込んでいくんでしょうか😱

それにしてもElle JapanxGucciの爆弾は実に絶妙なタイミングで投下されました。

彼を知らない人でもツイッターで偶然見かけたら思わず記事や動画をクリックせずにはいられなくなるような美しさのエル・ジャポンの写真。しかもGUCCIです。グッチで話題になっていた日本の美少年(イタリア人には美青年じゃなく美少年に見えると思う)の東京ドーム公演?ちょっと見てみようかな?なんてノリで迂闊に視聴して沼コース、と言う人が続出するかもしれません。

イタリアではロックダウン中に沼に落ちた人が結構いるんですよ。何しろ3ヵ月間、必需品の買い物以外の外出が一切禁じられ、軟禁状態でしたから、多くの人が正常時の何倍もの時間ネットを見ていた訳で、Youtubeにお勧めされて彼の競技動画を何気なく視聴して、心を鷲掴みにされ、そのまま過去動画を漁る旅に出た人が結構いました。

ディズニープラスで公開されたら世界中でまたファンが増えそうです。

日本は30日から公開ですね。
後2日。羨ましい!

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Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu