カルミナとダニー・ボーイに魂を持っていかれてぼんやりしていたところに爆弾ニュースが投下されました！
羽生君がGUCCIブランドのアンバサダー？？？
ここ数週間、仕事がハード過ぎて疲労困憊気味だったのですが、一瞬で疲れが吹っ飛びました！😂
ELLE JAPANとGUCCI銀座ギャラリーのこけら落とし写真展の大成功、そしてその後も、羽生君は分かりやすくGUCCIを着ていましたから、GUCCIとのコラボはまだ続いていく気はしていましたが、今回のアンバサダー就任はGUCCI JAPANではなく、何とGUCCIご本家に起用されたようです！
時系列に並べると
最初にこのビッグニュースを発信したのは海外版WWD
テニスプレーヤーのヤニック・シナーやサッカー選手のジャック・グリーリッシュなどの歴代アンバサダーの名を挙げ、この木曜日、新アンバサダーにユヅル・ハニューの起用が発表されたと書かれています、
そして日本版WWD
フィレンツェの本家GUCCI公式がWelcome
そしてGUCCI JAPAN
ご本人が感謝
という流れになっています
おおお😮・・・・
流石、世界のYuzuru Hanyu
やることのスケールがいちいち大き過ぎてのけぞります！
当然、イタリアのファンは狂喜乱舞😂
以下はイタリアファングループのコメントの幾つか
彼はコラボを承諾する前に、相手をX線検査にかけるから😅 グッチが被災地支援に尽力していたことを知って嬉しいわ・昨年の展覧会と撮影舞台裏の動画も本当に美しかった！
Gucciは結弦と素晴らしい仕事をしたわ。GUCCIのやったことが素晴らしかったのは、ただ被災地に寄付したのではなく、現地のメーカーと共同で作り上げた製品を販売したことよ。
そうね、素晴らしい企画だったわ。
芸術と美の国であるイタリアが、結弦を愛さない訳がない🤩😍🥰
天性の美しさとエレガンスが備わった結弦は完璧なアンバサダーだわ。
ユヅが大切にしているテーマに敏感であることを示したブランドとの威信あるコラボレーションは結弦の大成功よ。彼の天才ぶりはこういうところにも表れている。彼のファンであることがますます誇らしい。
これは全くもって幻のようなニュースだけれど、こういったことに疎い私は、その意味を十分に理解していない可能性があるわ！！私の脳内ではただただ「ユヅ‐グッチ、イタリアはあなたを待っている！」という言葉が繰り返されているのよ！ 🤩🤩🤩🤩🤩
ようやくヨーロッパに来てくれることを願っているわ！
そこら中を飛び回りたくなるニュースね！🌟🌟🌟🌟
𝘎𝘓𝘈𝘔𝘚𝘘𝘜𝘈𝘋 MAGAZINEの記事ではこのように紹介しています
GUCCIがフィギュアスケートスターの羽生結弦選手をブランドアンバサダーに迎える
卓越した才能と氷上での魅惑的なパフォーマンスで知られる羽生は、アスリート性と芸術性の独特な融合を実現し、創造性と革新性を追求するグッチの姿勢と共鳴する。史上最も輝かしい実績を持つフィギュアスケーターの一人である羽生の世界的な人気と影響力は、国際的な舞台でブランドを象徴する理想的な人選といえる。
しかし、数あるブランドの中で（おそらく彼にアンバサダーを起用したいブランドは無数にあるでしょう）、羽生君がGUCCIのアンバサダーを引き受けたのには意味があります。GUCCIは10年以上前から、東日本大震災の被災者を支援するためにチャリティー企画を続けてくれているブランドなのです。
2013年に仙台平と協力してオリジナルのバンブーバッグを制作し、収益を被災地復興のために寄付しています。
イタリアのAsian Newで記事になっていました。
イタリアン・ファッションと日本のファッションが「結婚」し、津波の被災者を支援する。
オートクチュール・ブランド「GUCCI」が伝統的な仙台平絹織物工場の協力を得て最高品質のバッグを製造する。売上金は、2011年の東日本大震災で被災した仙台の復興のために寄付される。
仙台 (AsiaNews) – イタリアと日本の伝統が融合されたバッグが、日本沿岸に津波を起こし、壊滅的な被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災の被災者を支援する慈善手段となる。イタリアのファッションブランドであるGUCCIは、仙台平の伝統的な絹織物工場と提携して限定数のバッグを生産する。バッグはオークションで売られ、収益はこの地域の復興に充てられる。
2011年3月11日、巨大な地震が日本の東海岸を揺らし、壊滅的な津波を引き起こした。悲劇直後には約3000人が亡くなったが、致命的な放射能漏れを引き起こした福島原子力発電所の損傷により、死者の数は増え続けている。日本の教会とカリタスは、現在もこの地域の復興プログラムに携わっているが、いまだに何千人もの人々が悲惨な状況に置かれている。
資金を集めるために、両社が力を合わせた。17世紀中旬に生まれた仙台平は、数千ユーロに相当する上質な絹織物を「一反」（約11メートル）供給した。仙台平のチーフテーラーである 甲田綏郎氏（84歳）は、日本政府から「人間国宝」に認定されている。
第一弾のバッグ10個は、7月12日に仙台で販売され、各バッグは約4000ユーロで購入された。残りのバッグは（いずれも限定版）、東京と大阪の各都市で9月から発売される予定である。運営側は生存者への寄付金が、「少なくとも」10万ユーロに達することを願っている。
2015年には日本限定のチャリティブレスレットを制作し、東日本大震災被災児童を支援しています。
被災地に寄り添うGUCCIの企業精神が、十代から被災地を支援し続ける羽生君のスピリットと共鳴したに違いありません。
そして羽生君は今回の就任に際し、以下のメッセージを寄せています：
「ファッションの領域を超えて世界中の表現者 との絆を育んでいるグッチのコミュニティの仲間になることを、心から嬉しく感じています。長い歴史の中で、クラフツマンシップに情熱を傾け、類稀なクリエイティビティを発揮し、日本でも多くのファンを持つグッチの魅力を、これからも自分も学んでいきたいと思っています」
クラフツマンシップ（職人技）への情熱と類稀なクリエイティビティ（独創性）とは、まさに彼がスケートで追及していることですよね。
グッチのクラフツマンシップとは、高い技術に裏打ちされたディテールへの徹底的なこだわり、クリエイティビティとは、大胆な発想と冒険を恐れない革新。羽生君の進んでいる道と重なります。
前にブログに書きましたが、私はブランド品にあまり興味がないのでGUCCIの商品はよく知らないのですが、グッチ一族に興味を持ってノンフィクションを読み漁った時期がありましたので、グッチの歴史にはやたらに詳しく、親近感を持っているブランドでした。
一番最近、出版されたグッチ本、映画で話題になった「House of Gucci」は、WWDのファッション・ジャーナリストが10年かけて執筆した力作で、グッチ一族が経営陣から追い出された後のブランド「GUCCI」の起死回生の経緯も詳しく書かれているそうで、是非読みたいと思っています（映画版は飛行機の中で見ましたが、3代目マウリツィオ・グッチと結婚して後に殺害するレディー・ガガ演じるパトリツィア・レッジアーニの部分にのみ焦点が当てられていました）。
長年イタリアに住みながら、私はGUCCIブティックに一度も入ったことがないのですが（現在の自宅からGUCCIブティックまで徒歩7分ほどなんですが😅）、数年前に夫にプレゼントされたシルバーのブレスレットがGUCCIでした！
偶然にもグッチを持っていた喜び！😌
アンティーク調でとても気に入っています！💕
しかし、GUCCI協賛でイタリア公演というのも、全くの夢物語ではないような気がしてきました・・・
ANAのインタビューで行きたい国にイタリアを挙げたのはフラグだったのか、とか
ミラノ・コレクションでランウェイに氷を張って、「鶏と蛇と豚」を滑って欲しい、とか
妄想は広がるばかりです😂
彼のスケートは、分野の垣根のない芸術です。
スケートファンだけではなく、世界中の大衆、そしてあらゆる分野の専門家や知識人に見てもらいたい。そしてフィギュアスケートの既存のイメージを（いい意味で）ぶち壊し、世界のエンタメ界を震撼させて欲しいです！
彼は走り出したら止まらない暴れ馬。世界のエンタメ界を征服する日も近いかもしれません。
まずはGUCCIと共にイタリアを！💪💪💪
